特別章 讃岐饂飩巡礼法!

九州から如何にして讃岐へ出撃するか?
九州から讃岐の地へ出撃すれば巡礼とは言え、様々な時間的&資金的制約を課せられる事が多いのです。九州から本州へ渡り、四国の地へ至るか?はたまた九州から四国の地を踏むか?様々な選択肢が存在し、巡礼者の心を迷わせます。
最も確実かつ安全といえば、関門海峡横断の九州道〜中国自動車道〜山陽自動車道〜瀬戸大橋という豪華絢爛・贅沢至極コース。下道〜国道九四フェリー〜下道の最短激安清貧コース。この2ルートを基本に、様々な巡礼路が選択できる。
最短激安清貧コースから、豪華絢爛・贅沢至極コースまで、各種コースを紹介しよう。
当然出発地は久留米市、最終目的地は高松市(栗林公園そばの松下かのぉ)、ガソリン代は無視して車両長さ4m以下の普通乗用車で同乗者一名の場合を示している。
下道は深夜走行状態にイロをつけた状態で走行時間を算出。裏道ショートカットの下道経由は高速道路使用より短縮される。
フェリーは同乗者無料の四国フェリーが最高・最強だ!人数が多ければ、こちらをお勧めしたい。
大体の走行距離と各種料金も示しておくが、きちっと計算してけんかを吹っかけてこないように。血で血を洗う壮絶なバトルは拒否したいだろうから。

豪華絢爛・贅沢至極コース

久留米IC〜瀬戸大橋経由〜高松西IC

走行距離 約520キロ 走行 約五時間半 乗船   無し 合計 14700円

会社で高松日帰り修理出張の際に迷わず使用する。ガソリン代&高速道路料金が会社持ちという、恵まれた状況下でなければ、丸ビ巡礼には絶対使用できない空前絶後の豪華絢爛・贅沢至極コース。瀬戸大橋も関門橋も、押さえるべきポイントは押さえている。広島近辺のSA・PAではお好み焼きをゲットするのをお忘れなく。

プチブルコース

冷水越え〜八幡IC〜玉島IC〜宇高フェリー経由〜高松港

走行距離 約490キロ 走行  約五時間半 乗船 約一時間 合計 10800円

高速道路200号線と呼ばれる筑豊縦断で、少しでも料金節約。最近八幡ICに直接接続したので走りやすくなっている。加えて玉島ICで降りて玉野までをショートカット、瀬戸大橋の半分というおしゃれな激安フェリーで更にショートカット&料金節約!伝説の宇高連絡線の雰囲気を味わえる、玄人好み&鉄ちゃん好みのコースだが、フェリーでうどんは押さえておきたい。

質実剛健コース

久留米IC〜宮河内IC〜国道九四フェリー経由〜大洲IC〜高松西IC

走行距離 約420キロ 走行  約五時間 乗船 約一時間 合計 14270円

高速道路を使用しつつ、久留米〜高松間に引かれた直線に沿って爆走する!一般道は宮河内IC〜佐賀関、三崎〜大洲IC間。とにかくフェリーの10ノット航行区間時間ロスは休息時間に当てること!間違っても酒盛りなんかしないように!大洲の「しぐれ」ゲットは忘れないで!人数増加は、もろに答えるから注意のこと。

激安・清貧コース

久留米〜関門トンネル〜玉野〜四国フェリー〜高松

走行距離 約550キロ 走行 約十四時間 乗船 約一時間 合計  2810円

プチブル高速道路も、ブルジョア瀬戸大橋も完全否定し、関門トンネル、激安四国フェリーインターネット割引きの料金以外は、一切支払わない!気合と根性で、ひたすら讃岐を目指して欲しい!恐るべき瀬戸内の動脈道路は平均時速40キロがせいぜいだろう。出来れば倉敷で一休み「ぶっかけうどん」を味わって欲しい。
歩道も有する関門トンネルと、同乗者無料の四国フェリーインターネット割引き料金が安すぎるのだ。
時間帯を選べば、十時間で十分だ!

最速・清貧コース

久留米〜210号線〜佐賀関〜国道九四フェリー〜三崎〜高松

走行距離 約410キロ 走行  約十時間 乗船 約一時間 合計  6520円

まずプチブル高速道路など一切使用しない!国道210号線と大分自動車道路では所要時間に大した差は無いから、迷わず一般道路を爆走する!田主丸では「若竹屋」日田では「薫長」を忘れては成らない。佐賀関では道の駅をパス!九州―四国間フェリー随一の安さを誇る国道九四フェリーを降りたら、「じゃこ天」を購入しかじりながら迷わず東進すべし!三崎松山間も海岸沿いを選択すれば高速道路状態!松山の山越えは雨が怖いが、気合を入れろ!風光明媚な瀬戸内海を眺めつつ、爆走せよ!ビール工場も途中にあるぞ!「しぐれ」は愛媛県各地でゲット可能だ。無理する事は無い。人数増加は致命的。


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