新車購入計画
 96年式のヴィータと暮らしてきたこの6年間。いろんな事がありました。いろんな人と知り合えました。いろんなHPを知りましたが、いつの間にやら閉鎖されてしまったトコもいろいろあります。

 で、十万キロを目前にオートマの圧力スィッチ固着が発生してしまいました。オートマのトラブルはヤバいです。

再発したクラックは完治せず、ボディにはクラックが入ったままで、ヤナセさんから事実上の最後通告受けました、ボディパネルごと交換します?って言ってましたけど、何処からパネル持って来ますのん?そろそろかな?そんな風に感じたのは2001年の暮れの事でした。


選択肢列伝
1.シボレー・アストロ!生産中止を噂される元祖ミニヴァン!
2.オペル・ザフィーラ!輸入停止決定オペルの、ミニヴァン!
3.スマートK!二人乗りDEBUYAスペシャル!
4.エスティマ!八人乗り串刺しスペシャル!
見積もり列伝
1.スマート!三菱で買うか?ヤナセで買うか?
2.シボレー・アストロ!ヤナセさんは強気ですっ!
3.オペル・ザフィーラ!其の壱!ヤナセさん捨て身ですっ!
4.オペル・ザフィーラ!其の弐!ヤナセさん二枚腰っ!
5.オペル・ザフィーラ!其の参!ヤナセさん切れましたっ!
6.スマート!最終編!私切れましたっ!
7.アストロ!最終編!待ってりゃ、良かった、か、なぁ?

選択肢列伝1.シボレー・アストロ!  シボレー・アストロゆーたら、ヤナセ扱いのシボレーですが、2001年の暮れにヤナセに行っても、2002年カタログが出ていなかったんです。普通10月からモデル・イヤーが変わるのですが、こりゃあヤバイ!と感じたのは、私だけではなかったでしょう。2002年2月23日、まだ、2002年モデルのカタログが見当たりません。

 続いて、GMがアストロの限定ヴァージョンを販売し始めました。
 外車の限定ヴァージョンとか、低金利キャンペーンゆーたら、モデル・チェンジ前の在庫処分!というのが、定石です。スマートの軽自動車販売前の在庫一掃が破綻したのは、やくざな自動車評論家の不用意な一言「軽自動車ヴァージョンが出ます」が原因であった。次の号で必死に否定していたが、もう遅い。ダイムラー・クライスラーの怒りを恐れたが、、
 一月現在では、既にアストロ特別ヴァージョンは完売に近かったらしい。
 シートが柔らかいのが、長距離走行でどうでるか?何時も柔らかいシートは裏を食ってきたから、ちょいと怖い。

 アメ車は壊れませんかって?日本一壊れるヴィータで鍛え上げられた私です!怖くなんか、ないもーん!
 燃費が悪くありませんかって?ヴィータは最初、リッター10キロ走らなかったんですよ!最高18キロ!最悪7キロ!某アメ車乗りの一言「シェビー以下やん!」
 税金高いでしょ?なーにをおっしゃるウサギさん、たった75000円!年間走行24000キロ、ガソリン&高速料金&遊びで100万以上使っているんじゃもん!これに税金&保険&車検料金加えたら、考えるだけでも恐ろしい!

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選択肢列伝2.オペル・ザフィーラ!  GMは、スバルを傘下に収めました。スバルの問題点は七人乗りの車(ドミンゴあったが)を有しない事に尽きます。スバルにザフィーラ売らせよう!ヤナセは潰すもん、仁義なんか知った事かい!オペルはGMが輸入するんじゃ!エートコ取りで、オペルが売れんのは、ヤナセが売りよるからじゃぁっ!と訳の分からないやっつけ仕事的戦術を思いついた阿呆が、GMに居たらしいのです。

 販売を伸ばそうと、タイで日本製の鉄板使って生産したトラヴィックをスバルに供給開始しました。ホールデンとスバルに供給するからコストも下がるし、売れまくったら、ヤナセ除いてウハウハじゃん!次期ザフィーラをスバルに協同開発させる!大義名分は成立します。

 なんか身勝手というか、人を使い捨てにする手法は、欧米の自動車メーカーの十八番です。昔そう考えたメーカーがありました。メルセデス・ベンツです。天罰食らいました。今も食らい続けています。オペルにも天罰下る日が、、そう遠くないでしょう。

 だいたい、そんなメーカーの姿勢は、確実にユーザーの反感を買ってしまうのですが、ホンダ上がりの口だけ社長は、ソコんトコ確実に間違えましたね。BMW上がりに社長を代えても、あの腐った性根は不変かな?

 そのタイ生産車両の販売台数が伸び悩んでいるそうで、スバルさんでは外車ゆーのを前面に押し出して販売戦略を変更するトカ?トラヴィックってドイツ車でしょうか?それとも、タイ車でしょうか?国産車では無いのは確実です。

 で、オペル・オーナーズ・スペシャル・プログラムってのが届きました。2002年6月までに下取りされた場合、ザフィーラなら15万上乗せします!2002年12月にまでに登録した場合メンテナンス・フリー・クーポン差し上げます!これは美味しい!でも、2002年ザフィーラ(ツァフィ−ラ?)は在庫品販売のみ、日本向け最終型になったという。

 2002年は在庫車のみの販売と噂されるザフィーラ、買ってもエエかなぁ?ワシはつくずくチャレンジャーやなあと感じる今日この頃。
 同封されたBlitzには98年以降63%もクレーム減少!とうたってある。こーゆトコに記載されているから、本当って思ってはいけない!ちゃんと購入から十二ヶ月以上を経過した車両のみとか、但し書きはいっぱいある。全数でなんぼ下がった?十二ヶ月以内に対策が終了しただけかもしれない。ソコんトコまで深読みしなければ、高い買い物だ、失敗は許されない。
 何故こんなふーに信用していないのかって?そりゃあ、もう、大騒ぎ!って位、ウチのヴィータは壊れたのだから。杉並の田中さんトコで、壊れまくったへヴィユーザー&九州の○○親分と紹介されたのは、私である。
 今では通勤にも使わないのに、年間二万キロを超えるドランカーになってしまった。

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選択肢列伝3.スマートK! 二人乗りDEBUYAスペシャル!
 スマートゆーたら、debuyaである。石塚&パパイヤが訳も分からず飯を食う、あのdebuyaのイメージが独占先行してしまった結果、周囲から非難轟々になってしまっている。「変な車!」「おかしかぁーっ!」「二人乗りやーん!」

 確かにKの鉄ちんホイールヴァージョンの安っぽさは、言語道断だ。スペースセーバータイヤじゃねぇのかぁっ!的異様さがある。
 3万違いで、あのチープさは、凄すぎる。価格設定でKの販売を抑制するのが目的の様だ。ホイールカバーが無いとあそこまでおかしい車は少ないと思う。旋回半径は普通車並、所詮マイクロカー作った経験の無いベンツが作れば、失敗作でもインパクトと名前で売れるか?軽自動車を売った方がええのでは無いだろうか?

 一時期絶賛されたスマートも、最近は酷評ばかりだ。出てくる事も無くなった。そろそろ買いどきでは無いかと思うのだが。

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選択肢列伝4.エスティマ! 八人乗り串刺しスペシャル!
 旧型エスティマのアメリカ現地実験での、串刺しが有名である。あんなん有名な話だけに、新型エスティマはヘタは打てないだろう。

 所詮トヨタだ、どこまで手抜きで作ってあるか分からない。ABSなんか無意味です!と嘯いておきながら、何時の間にやら標準装備!どこでどう変わるか分からない、薄気味悪さが漂うトコが怪しい。
 さて、値引きと叩きの荒らし!3月決算、追いこみ掛けたる!結構、好印象じゃんか!

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見積もり列伝1.スマート! 三菱で買うか、ヤナセで買うか!
 当時スマートを販売していたのは、出光系と三菱系、どちらも福岡であった。C目のカブリオレがあった。A目のクーペが試乗車であった。鬼門の三菱である。パジェロ時代の悪行を知り尽くしている知り合いには会わずにすんだが、Kヴァージョンの導入は公然の秘密である。
 三菱が最悪の時期であったのに、さすがに強気だった。
 「いやー、久留米ですか?スマートは全部ここでしかメンテ出来ないんですよ!」
 訳の分からない事を平気で言う担当者だ。三菱の整備能力は思った以上に低いという事か?
 自慢げに語る担当者の顔を見ていて、ギャランのVR4が出た頃の笑い話を思い出した。

 「三菱はどぎゃんすっとや?DOHCターボぜぇっ!」
 「なんば言いよっとね、ツィンカムやら、せーびしきると思っとうと?カムにバルブが多すぎるばぃ!」
 「三菱なんば考えよっと?アホばい、絶対アホばぃっ!」
 その十年後、三菱が思った以上のアホ集団であった事が内部告発で曝露され、現在の体たらくになっているのは、皆様ご存知の通りだ。
 「みんな、GTOのMR以来やけ、慌てるバイ!もう何年ツィンカムやら見た事無かモンばっかりばぃ!整備しきるる訳無かろーもん!」
 「V6ツィンカムやらどげんすっとや?」
 「決まっとろーもん、知らんふりーくさ!」
 某現役三菱整備士との笑い話だ。久しぶりに思い出した。
 当然値引き無し。強気だ!

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見積もり列伝2.シボレー・アストロ! ヤナセさんは強気ですっ!

 私らヤナセさんに行きました!「輸入停止なら、はよ買わんとならん!」
 強気だ、当然値引き無し。にべも無い。

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見積もり列伝3.オペル・ザフィーラ!其の壱 ヤナセさんは捨て身ですっ!

 花粉症確認の結果、スマート轟沈!アストロ爆沈した!
 スマートはメルセデス・ベンツを前面に押し出しているが、花粉症フィルターは無いという。ベンツで唯一花粉症フィルターが無い車らしい。
 ついでに、アストロを確認した。空気清浄器全開バリバリでも、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり!死ぬかと思った。密性が悪い上に、内気循環モードが無いという!あんた、ワシ殺す気かぃっ!
 ザフィーラに乗ったら、少なくとも、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりの症状は劇的に改善される。
 「死ぬ気で、も一遍、オペル買うか?」究極の選択だ。
 98年モデルから、信頼性が向上したのか?ほんまかい?
 Mさん、見積もり出してきた。しょっぱなから6本出してきている。オペルから損害補填かな?
 走行96000キロを超えた96年式のオペル・ヴィータ・スィングのボディクラック発生車両は、下取りなんと9万円、うーん、最初から全力投入する人間は居ないから、この金額を前に嫁ハンも趣旨換えだ。
 「死ぬ気で、攻めんね!」
 嫁ハンは強気だ、当然これだけで満足するハズも無い。

 一説に拠れば、十二月商談開始で九本出たらしい。二月開始で何処まで行けるのか?
 後ろを振り返るな!前だけを見て猛進せよ!人の噂が怖くて、値引きが出せるか!

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見積もり列伝4.オペル・ザフィーラ!其の弐 ヤナセさんは二枚腰っ!

 3月2日、久留米営業所に行って来た。値引きは出ない。だが、面白い事を言っていた。
 ザフィーラは輸入停止なんか決まっていませんよ!オペルから、そんな話は聞いていません!
 左ハンドルが輸入される可能性があるんですよ!心配しないで下さい!
 2002年モデルの輸入が無いのに、そこまで言うか。厚顔無恥のセールスの鑑である。流石はヤナセ、二枚腰っ!
 確認したら、カード支払い大丈夫だそうで、ポイント稼がせていただきましょうか。

 この時点で、緑ザフィーラの在庫無し、赤ザフィーラ&黒ザフィーラはそれぞれ全国で2台!紺と銀ザフィーラの在庫のみ!
 紺ザフィーラは、人気が無くて在庫だと思うが「トラビックには紺が無いから、良かったとおっしゃっている、オーナーの方がおられます。」だそうだ。目いっぱい手入れが大変な紺は買いたく無い。オペルのサーヴィスプログラムで、お茶を濁すとするか?
 以上の内容はうそではない、確かにM氏は言った。嫁ハンが証人だ!

 追伸其の壱
 私、今までヴィータの半年点検依頼しておりましたが、あんまりお金を支払わせて頂いた記憶が御座いません。なんでも正規に依頼すると、数万請求されるとか?

 追伸其の弐
 ザフィーラとトラビックを比べてみた。ドアを閉めてみたら、音質が微妙に異なっている。鉄板の厚さと、硬度に、違いは無いのか?怖くなって、トラビックは断念した。スバルのセールスさんもあんまり気合が入っていなかったのも要因だ。

 追伸其の参
 ザフィーラの重量は微妙なところに収まっていて、そそられるモノが在る。重量税の区分はご存知の通り500kg刻みだが、リミット上限まで重い車のほうが安心できるので、なるべくリミット上限に近い車を選ぶ事にしている。
 理由は簡単で、重い車と軽い車が衝突したら、軽い車の方は死ぬか重症になってしまう。税金が一緒なら重い方を選んで損は無い。燃費は少々重量差があっても、中低速トルクの厚い車であれば変わりは無い。999kg、1499kg、1999kgという車両重量がベストだ。

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見積もり列伝5.オペル・ザフィーラ!其の参 ヤナセさんは切れましたっ!

 3月5日、ヤナセさんからのDMが来た。特別価格で云々の書き込みまである。8日、Mさんから電話があった。「四月のうどん参り決まりましたんで、9,10でケリ付けさせてもらいます。間に合わなくなるんで。」と一言付け加えさせてもらい、最終決戦宣言、ここで最終選択肢には、ツァフィーラとエスティマ(当然ハイブリッドには存在価値が無い、ガソリンモデルだ)。
 最終決戦前日に「ベリー・ショート!」とオーダーしてカットし、この土日で決めてやるっ!と、オート・クチュールのお洒落な濃紺作務衣で出撃した私である。

 午前中に確認したのは、ステアリングにチルトが付いているのか?それぐらいだ。エスティマとザフィーラが最終候補に上がっている事を言った。とにかく、カネの話は一切しない。

 どうせ、九本までは行けるだろうが、そこまで行っては角が立つ。最後の最後まで追いこみを掛ければ深刻な恨みを買う。
 昔、自分のパジェロと友人のデリカ・トラックでやった経験則から、最後の一線は越さないようにしようと思った。国産車なら入り値の概算が分かっているが、外車はちょっとね。結構入り値は低いハズだし、ボディ修復させてガリバーとかに売り飛ばせば、あと1本は稼げたのだが。そこまでするとKさん自殺しかねないし、、追いこみは止めておこう。

 「ところで質問があるんだけど?この、」オペル・オーナーズ・スペシャル・プログラムの書類を出す。
 「ああ、これですね。書類に記入していただければ、、」流石は二枚腰・三枚腰!ヤナセセールスの鑑!話のそらし方は筋金入り。

 そこできっちり最後の追い込みだ。耳に入っていないよ、的素振りできっちり追い込みかける。「15万下取りって、どーなってんの?」「あ、それですか、すいません。それは既に下取り分に入っております。」流石に追いこみに強い。しゃーない、
5讃岐乗せられるか?と思っていたが、値引き要求をそのまま口にするなんて、私の美学に反する。紳士的交渉を打ちきろうとした瞬間、Mさんから4.75讃岐の上乗せが出た!ギリギリで押し切られ、印鑑押してしまった私である。総額支払いは61讃岐少々、目標の62.5讃岐は下回った。

 ちなみにKさんは、最後までヴィヴィアンちゃんの行く末を心配しており、ドアが閉まる寸前、耐えきれなくなってMさんに「これ下取りした?」と尋ねていた。良かったねKさん、パネル都合しなくてすんだし、もう修理しなくて良いんですよ!

 そして、オペル・ヴィータから、オペル・ツァフィーラとの暮らしが幕を開けようとしている。

そこに広がるは豊穣たる沃野か、殺伐たる荒野か?
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6.スマート!最終編! 最後のどんでん返し!

 あの九州三菱から、御手紙が来ました。
 「左ハンドルが生産中止になります。」と書いてあった。
 右ハンドルモデルは、凄まじい売れ行きだそうで、スマートを東欧やアジアに全力投入開始するとか?うーん、花粉症フィルターさえあったら、良かったのに。
昨夜!印鑑押したし、カネも払ったけんなぁ。
 その下、「3/12より花粉症フィルターが発売されます!」と書いてある。
 ヤナセが知らなかったのか?Mさん、ワシが花粉症フィルター無という一点のみで泣く泣くスマートを諦めたのを知らないとは言わせないぞぉっ!

 私、ただ今、マジで怒っております!

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7.アストロ!最終編! 待ってりゃあ、良かった、か、なぁ?

 この前、ヤナセに行った、アストロの2002モデルのカタログが並んでいた。
 久留米の五十鈴が自動世界を展開開始と同時に、開店休業状態に突入した。今も空虚なモデルルームにはGえむと自動世界のステッカーがさびしく残っている。それでもアストロは2002モデルが出せたか?今、ツァフィーラの積載能力の不足というか、参加者の荷物の多さに苦悩しているわたし。
でも、花粉症がぁっ! 諦めよう、しゃあないもん!
2001.6.28
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