日記・ツァフィーラと暮らす

メールでの抗議等は広く公開しますので、その点含み置きくだされば。闇取引等には応じかねる場合もございます。

2007年如月日記・目次の最初に戻る
2月3日マルニ再最襲撃編
2月4日TOTO襲撃編
2月11日アラウーノ襲撃編
2月12日疲れた、、編
2月17日死んだ、、編
2月17〜23日完璧に死んだ、、編
2月25日飯塚出撃編
2月3日
 今日は朝から2.8kwの古いエアコンを移設した。4mmの六角レンチとモンキー、そしてプラスドライバーと妻の手伝いがあれば1時間で終了した。ヤマダ電機では25000円だそうで、無駄遣いは奨励できる様な経済状態じゃ無いのに、訳の分からない出費は出来ない。

 で、エアコン探索である、3.2kwが最低限で、キツイ値段しか出して無いんだよなぁ。某電気屋の店員さんは、状況は最悪ですねぇ!と我が家の状況を評価して、200V単相の4.0kwを推奨した。工賃込で最低が10万以下の怪し過ぎるLG、富士通の12万、三菱の16万、しかし選択肢はシーズンオフの今少ない。消費電力量の差額で初期導入価格差を回収するってのは、半端じゃ無い。そうなると、危ない物にそそられる私の悪癖が鎌首を擡げ始めて、シュミレーションを重ねている。8万円差をどう回収するか?そりゃあ、もう、不可能に近いもん。

 で、再度マルニの福岡ショールームを襲撃した。現物確認である。カリモクだとオーダーになる、もしもマンションに入らなければキャンセルできない。やはり、そこが怖い。で、マルニで攻め様と思った訳だ。コーヒーの差、従業員の労働密度の差、そしてショールームのセンスの差であった。広島vs名古屋の戦いは、広島の勝利に終わった。


 ところで、先週小郡市の怪しい古代体験館に行って来たんで、今日は広川の怪しい
こふんピアに行って来た。筑紫の岩井と言えば良いかな?謎の多い岩井関連の古墳があるというので、石人山古墳と弘化谷古墳の展示館と言うか、まぁ、べんがらの赤い色彩古墳も発掘と同時に退色が始まり、すぐに終わる。そして、水銀由来の丹の方が意外と退色しないのか?そりゃあいろいろあるが、空気が入れば、湿気もかわり、最近の活動は活発になり、無水の窒素ガスを常時供給する程度の保全活動をしなければならないが、飛鳥の某古墳をボロボロにして平然としている文化庁だもんな。そうして自分達の仕事を再生産する事をマッチポンプと呼べば良いのだが、所詮、文化庁の鬼畜に日本の文化財を保全させれば、100年後にゃあ全て無くなるだろうさ。あいつらに保全できないんだから、発掘止めろよ。日本中で発掘停止すりゃあ、少なくとも後世に文化財は残るぞ!

 日本の彩色古墳、彩色壁画、それらは発掘と同時に退色を開始した。そして文化庁は保存と称して、破壊し続けた。所詮、文化庁に文化を理解させる事など出来はしないのだ。文化庁に文化と常識など無く、文部科学省に良識は無い。そして、奴等は日本の文化を破壊し続けるのである。

宮内庁の陵墓参考地は発掘出来ないってご存知ですか?宮内庁の陵墓参考地という禁句が日本には存在します。早い話、宮内庁は親王さんや内親王さんのお墓まで管理しておりまして、ここにゃあ手を付ける事が出来ない禁忌の地とされているのです。有名なのは、一休さんのお墓、ここも宮内庁が管理しておりまして、後小松天皇の御落胤説が根強いので、宗純王って事で凄い事になっております。本当に思うんですが、墓の発掘って、やっちゃいけない事だと思うんですよ。墓泥棒と何処が違うんでしょうか?。

今日の走行距離は141.3キロ、オドメーターは69075キロ

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2月4日
 今日も朝から、エアコン探索である、3.2kwが最低限で、コジマにベスト、Mr.Maxを回った。結局は、安売り用サンヨーの2005年モデルを9万以下で工事込みというトコで落とした。価格COMの型式検索かけたら、トマトよか安かった、つまり常軌を逸していたって事だろう。4.0kwで探せば、もっと安い奴もあるけれど、仕方が無いか?8万円の価格差を回収するには、どれだけ掛かるか?って事なんだよね。白物最安を誇る(洗濯機以外、無敵である)サンヨーも、バーガー事件で追い込みが掛かり、もうすぐ買えなくなるかもしれないからなぁ。滅び行く銘柄って燃えないか?やっぱ、そっちを選んでしまう自分が怖い。

 で、今度はTOTOのショールームを襲撃した。しかしTOTOなのか西部ガスのショールームなのか分からなくなっていた。TOTOのショールームの看板は久留米市の小森野にあるんだが、既に西部ガスに乗っ取られている状況だった。何より、西部ガスの関係者が対応するわ、既に、こちらの要求を示しても無視して4点セットを強要せんとする姿は、西部ガスへのオール電化攻撃は効いているって事を如実に示しているんだろう。確実には分けた方が確実に安く出来そうな雰囲気がムンムンであった。事実TOTOは量販店にかなり出荷しているからね。如何に安く仕上げるか?私の生活優先だ。他にも襲撃すべきショールームは少なくない。

 後、ナショナルのショールーム、INAXのショールーム、色々あるねん、INAXとTOTOとかガチンコやしね。ガチンコ勝負って燃えると思う。値段確認しているのを匂わせたが、西部ガスの店長は、このまま押し切ってやる!ええカモ来ました!って顔してましたわ。そう言えば、某ガス会社系のマンション管理会社の評判といえば、、、某便器メーカーのイジメ自殺裁判の評判を伝え聞いたりすると、、、選択肢は多目にしといた方が確実かな?やっぱ、危ないもんなぁ。

福岡県の陵墓は幾つってご存知ですか?宮内庁の陵墓とか、陵墓参考地は、意外と日本各地に点在しておりまして、福岡には私の知る限る二つ存在します。香春町匂金(かわらまちまがりかね)の河内王陵墓参考地と矢部村の後征西将軍良成親王陵墓です。後、もう三つほど、確定していない物が存在しますが、明治時代に無茶苦茶認定したんで、早い話、マジに本物か偽物か分からないんです。宮内庁は日本で最も天下りさせられない官公庁として知られていますが、先例に固執するしか存在意義を見出せない集団故に、よそ者へのイジメを守秘義務違反と認識出来ない、常識の通用しない集団だったりします。

今日の走行距離は30.4キロ、オドメーターは69105キロ

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2月11日
 今日も朝から、ショールーム襲撃だ。まずは、タカラ・スタンダードのショールーム襲撃だ。TOTOのショールームでは西部ガス、こちらは長府製作所が、控えていた。まず、ユニットバスと、キッチンなんだが、いろいろ、あっからねぇ。で、結構大変みたいだ。そして、ヤフードームで、TOTOとINAXを相手に伝説となったアラウーノを擁するナショナルのショールーム襲撃だ。

 マンションに手を入れるって、大変なんだな。何せ、何処まで、図面と違うか、不明だからね。

 ところで、大川の麺くいさんより、筑後の「ごろし」と「だご汁」を扱っていないのは何故ですか?取り上げてください!との要望があった。
 だんご汁、だご汁、よりネィティヴな発音であればだぁごじゅうであろうか?これが、実は九州一円に存在するメニューなのだ。だご汁と発音するのは、熊本と筑後地区のみだと思うが、熊本のだご汁は、さつまいも蒸かして潰す系の菊地・玉名・人吉のいきなりだご汁だ。じゃがいも・さつまいもをすりおろして作る天草地方はせんだご汁だ。天領・相良・細川の特色だろうか?天草の特色はじゃがいもも選択肢に加わり、すりおろすという一種独特なもの。小麦粉は使わないのだ。
 菊地・玉名・人吉はさつまいもを蒸かして、潰す。そして、宇土一帯は豆だったかなぁ。宇土と天草は違うんだよね。宇土は内陸部まで海産物を供給する基地だったし、つまりは、交易路に沿って食文化が伝播するから、大分を起点とした日田往還・豊後街道・日向街道がだんご汁の伝播路だったんだろうか?しかし、小麦の生産量からすれば、筑後・白石平野が中心だし、基本的には自給自足の時代が長かったから、断定すると話が難しくなるもんなぁ。でも、だご汁は、手軽な食事としての、性格が強いから、ごにょごにょ。

 で、大分になると、練って伸ばす!という、高等技術が洗練されて、ほとんどほうとう?きしめん?と見まごうまでに進化してしまった。宮崎もだご汁らしい、鹿児島のモンは、だご汁たぁ、言わなかったなぁ。

 佐賀では、小麦粉を練って、短めに伸ばして千切って入れる。

 と、言うくらいに、九州でも、一種独特な進化を重ねて、細分化され、ほぼ全容を掴む事すら出来なくなりつつあるくらい、非常に難しいテーマなのだ。母方の実家が熊本だから、肥後重視になってしまう事はご容赦頂きたいが、ほぼ日本全土に普遍的に点在するだんご汁、扱うのは難しい。関東の人は、だご汁を称して「ほうとう?」って言うし、まあ、筑後独自のメニューとひとくくりするには、分布が広過ぎるのだ。

 「ごろし」に関しては、また、後で、、、この場合「くずしもち」なのか、はんごろしのもちなのか、基本的に潰し具合を称して「ころし」とするのは、日本全国一般的になっている。おはぎと、ぼたもちの、はんごろしに関しては一家言を有する方々も少なくないし、ちょいと怖くて、取り上げられない!それくらい、家庭の味の根幹に触れやすい、テーマは微妙なんだ。だご汁のほうとうと、ほうちょうの相似性と、うどんの類似性に関する議論はしたくても、ちょっと怖くて出来ない。一口香(いっこぅこぅ)なんか、佐賀・長崎・名古屋の元祖争いがあったりするし、、、黒棒も、鹿児島まであるしね、、、、クロボー製菓系で行くか?荒木のあっこの暖簾にゃあ、味があるからなぁ。まぁ、取り上げてはならないと、自己規制しているテーマも少なくなかったりするんだ。ごめんな。

後醍醐天皇皇子懐良親王墓ってご存知ですか?八女郡一帯を本拠とされておられた懐良親王の陵墓が、八代に存在するってのは、ちょっとした謎です。八女郡には金鉱脈がありますから、この金を資金源とした一団が懐良親王を支えて、南朝の拠点となっていたのです。伝懐良親王陵墓はかなり点在しておりまして、いろいろ在るんですが、何故に八代という距離も隔てた地に陵墓が存在するのか?その死が謎に包まれている懐良親王の生涯は、波乱の生涯だったとしか思えませんし、その懐良親王に従ってこの地に定住した五条家は、今も存在しています。本当に懐良親王陵墓は八代なのか?結論の出ない謎のまま、後世に結論が出る事を望みましょう。

今日の走行距離は83.4キロ、オドメーターは69189キロ

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2月12日
 今日は疲れ果てて、死んでいた。

 ところで、湾岸ミッドナイトという漫画がある。古い国産ターボカーのチューニングを紹介するシリーズみたいな、首都高速暴走行為奨励作品だ。頭文字Dは峠道の暴走行為奨励で作品で、どちらもネタが尽きて、チューニングの哲学論を披露し始め、ポルシェ賞賛が続いている。

 最近はドイツ技術の根幹にフェルディナント・ポルシェを引っ張り出して、ヒョンカ並の珍論披露が続いている。フェルディナント・ポルシェ博士の傑作といえば、ポルシェ・タイガーである。何せ、第二次世界大戦中に、アメリカのハイブリッド戦艦に対抗して、ハイブリッド・重戦車を設計、製作してしまった。それが、エレファントの母胎と成ったティーガー駆逐戦車である。結論から言えば、これは凄まじい失敗作で、何より効率が悪かった。その使えない戦車を回収して、砲塔が異なる通常のタイガーが作られ、エンジンから一式を載せ換えてエレファントが作られたのである。

 ポルシェの関わった兵器は、使えなかった。かの御仁が語るメッサーシュミットBf109は、所詮スポーツ機であり、ハリボテ戦闘機として誕生し、政治力で生産され続けた機体に他ならない。使い物に成らぬ程の華奢な戦闘機であり離発着時の事故率は高かったとされている。ドイツの戦闘機として最も活躍したのは、たった12人のチームで設計されたフォッケウルフFw190であった。スピットファイアを圧倒したドイツの戦闘機はフォッケウルフであってメッサーシュミットでは無かったのだ。事実、運用に必要とされる整備時間も少なく、イギリスはフォッケウルフのかっぱらい計画まで立案する程にこの戦闘機を恐れたのである。

 この珍論で引っ張り出されるゼロ戦、零式戦闘機は、今の日本車そのものの、命無用の軽量化だけで得た高性能であったから、事故った時には即死!という日本車と同様に急降下したら空中分解する戦闘機でしかなかった。そして、冗長性の皆無な余裕の無い設計は、コストダウン至上主義でもありながら、生産性の非常に低い設計でもあったから、その反動が今に至って命無用の軽量化、操縦者が死んでもええんや!撃たれる馬鹿は死ねや!という人間不在の設計をそのままに、何処まで手を抜くか!という、恐ろしい設計手法を定着させてしまった。

 第二次世界大戦でも最も活躍した戦闘機は何であろうか?B−29の護衛戦闘機ノースアメリカンP−51だろうか?それかぁ戦闘爆撃機のP−47が最も働いた戦闘機と言えるだろうし、メッサーシュミット&零戦至上主義ってのは、観念に寄り過ぎた危険な思想かもしれない。

都紀女加王墓ってご存知ですか?応神天皇皇曾孫という都紀女加王陵墓として認定されているのが、恐らくは佐賀県唯一の陵墓である都紀女加王墓なんですが、ここまで来ると、こじつけかなぁ?そんな陵墓は少なくないんです。ブームに乗って、一気に認定を繰り返し、地元の陳情で認定を行い、その結果が今の体たらくです。明治期には箔付けする為に濠や堀を土木工事で追加したりとか、凄まじい捏造が行われたりもしました。参考地でも良いでしょ?って感じのトコも少なくありません。

今日の走行距離は8.9キロ、オドメーターは69198キロ

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2月17日
 今日も死んでいる。

 そこで、奥さんがガソリンを入れてくださった。久留米市内のスタンドでも、やっと価格が下がって来て、税込116.5円だそうだ。525.2キロ走って51.73リッター補給し、リッター当たり10.2キロ走った計算になる。

 そして、ヤナセから車検のお知らせが来ていた。そろそろ7万キロ、この手のオペルのアキレス腱は、タイミングベルトで切れたらブローする。タイミングベルトを交換するなら、テンショナーにウォーターポンプもそろそろ寿命だしね。あと1万〜2万キロ程度でウォーターポンプのベアリングも逝っちゃうだろうし、燃料フィルターもそろそろ交換時だろうし、結構投資が嵩む筈だから、下取り不可能な車に金を突っ込むか?やっぱと苦悩していたのである。実際にリッター10キロ程度じゃあきついし、クルコン無しという今の状態では長距離ドライブがきつい。体調不良もあって、1日700キロが限界なのが今の私なのだ。

 ポルシェを叩いたんでかの御仁が執着した電気推進システム一般に関して語ろうか?

 フェルディナント・ポルシェ博士が1900年のパリ万博に出品した電気自動車が最初の作品らしい。当時の最新革新技術であろう前輪駆動の電気自動車、当然のごとくグランプリを受賞している。そして、アメリカは1915年ターボ・エレクトリックで戦艦を推進させた。ニューメキシコはターボエレクトリックで推進した戦艦であり、レキシントンやサラトガという航空母艦もターボ・エレクトリックで電気推進である。アメリカ海軍は電気推進がお好きだったのかもしれない。しかし原潜でも廃れてしまった軍用技術であり、主流にはならなかった。でも民生に目を向けてみれば、現在の旅客船では電気推進が結構一般的になってしまった。

 そして、フェルディナント・ポルシェ博士は、ポルシェ・ティーガーと呼ばれる電気推進の初期型試作ティーガーを作り上げた。その評価は、きっと良かったんだろうが、改修に継ぐ改修でオリジナルの電気推進という画期的なシステムはすぐに消え去ってしまう。だが、偉大なるフェルディナント・ポルシェ博士は負けない。電気推進戦車の最高傑作というべきマウスを作り上げるのである。伝説の彼方に消え去ったマウスはソビエト戦車隊と壮絶な戦闘を繰り広げたとも、様々に語られるが、性能はかなり優れていたと信じたい。幽霊師団、アフリカ軍団、ティーガーを運用したというドイツ機甲師団の整備兵は、神業の持ち主だったに違いないから、運用できたのかもしれないが、、

 しかし世の中には物狂いは少なくなく、1900年代は電気推進が今よりポピュラーであったらしい。まぁ、サンシャモン突撃戦車というフランスの戦車は第一次世界大戦で登場したフランス二番目の戦車で、こいつが世界初の電気推進戦車だったんだ。結局ルノー軽戦車という傑作戦車を産み出しもしたし、シュナイダーもサンシャモンも忘れ去られてします。ホッチキスとダブルシェブロンとハイドロを生んだフランスの物狂いの一人は2C多砲塔戦車も電気推進で作り上げる。こいつは世界初の多砲塔戦車になのであるから、物凄い。フランスは今も昔も物狂いの巣窟か?当然だろうなぁ?

 そして、今に至るという陸上の電気推進の歴史である。ほぼ100年掛かった訳である。

 宮崎駿作品で、ポルシェティーガーの描かれた作品が存在する。最後に、俺はポルシェの自動車には乗らんぞ!と登場人物に語らせているが、フェルディナント・ポルシェ博士の戦車に関する貢献は、唯一トーションバーの懸架装置だけだ!と断言する知り合いも居る。

 ちなみに、ダイムラーベンツのDB600系発動機、基本設計はフェルディナント・ポルシェ博士、それを仕立て上げたのはフリッツ・ナリンガー博士、傑作エンジンという評価は得ていない様ですな。無理やり小型に仕立て上げた機体はこのエンジン以外を搭載する事が出来ず、生産・整備性も低く、故障機を修理しながら生産を続行していたメッサーシュミット、着陸時の事故率が高かった機体を小改修はしたものの、やがてP−47やP−51、スピットファイアに圧倒されていくのです。冗長性に欠けた機体の欠陥からは逃れる事が出来ませんでした。

 しかしね、メッサーもスピットも零戦も燃料タンクの容量は大差無かったんですよ。航続距離の違いは凄すぎます。

仁徳天皇陵ってご存知ですか?仁徳天皇陵とか仁徳陵古墳とも呼ばれてきましたが、最近は大仙陵古墳と呼ばれる事が多くなってきました。仁徳天皇の埋葬地なのか?という深刻な疑念が浮かんできたからでして、宮内庁が調査を認めていない事も相まって、呼称が変わってきたのです。でも、日本最大の古墳というのは間違いなく、教科書に登場するのは間違いなさそうです。但し、古事記・日本書紀・延喜式の記述と異なる点が幾つか出てきており、話が違うやろ?状態の今、さてさて、ボロが出てくるのはそう遠くない気がします。

今日の走行距離は21.9キロ、オドメーターは69220キロ

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2月17〜23日
 土曜日の夜から熱が出た。月曜日に出勤したが、もうあかん、ずっと死んでいる。

 花粉症とインフルエンザだ。熱が下がらない、のどが苦しくて呼吸が辛い。メシがまともに喰えない。汗ばかりが出る。

 ところで、松江市にはルイス・C・ティファニー美術館がある。次回訪問に備えて取っておいた美術館だ。日本に狂った或る芸術家の作品を並べた美術館なんだが、NHK・松江市連合vs堀内家と言う構図で地域の総力を挙げて誘致した美術館をイジメまくるという情けない事態が展開されていたらしい。切れた堀内家は閉館と撤退を決意、損害賠償を提訴して、交渉経緯を広く周知徹底し続けている。

 謎の第三者による和解も、不調に終わり、オープニングセレモニーすら揉めたルイス・C・ティファニー美術館である、確執の根は深く、ふかぁ〜く、当然のごとく、ケリが付くとでも?きっちりカタぁ、付ければ良いんじゃが、ワシが今度の島根は、ルイス・C・ティファニー美術館&田部美術館にするんじゃ!と固く心に期していたのに、、、バタバタして見に行くなんざ、美意識が許さんのじゃぁっ!誰や、高速船発注しちょるゆ〜た市の担当は?ここまで揉めさせた原因になった奴は誰じゃっ!

 前は、足立と糸糸原(字は違うが、勘弁してちょ!あの字は難しいもん!)で行ったんじゃ。こんだティファニーと田部さんトコで行くんじゃ!それが私の美意識に則った計画だったのに、、、秋の薔薇かぁ?花粉症も無いし飯も美味くなるし、蕎麦も新蕎麦が出てくるしねぇ、、、、そんな計画が全部おじゃんじゃねぇ〜かぁっ!

 田部美術館、松江北堀美術館、県立美術館、そしてルイス・C・ティファニー美術館、さてこれだけの美術館が集中して、共存共栄出来たんでしょうか?圏内には足立美術館もあります。島根は東西に長く足立も石正も島根県です。いろいろ在ったのかな?でも、この仕打ちを見たら、NHKって腐ってますやん、そんなNHKに受信料払いますか?

倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)ってご存知ですか?現在、卑弥呼と同定されつつあるのが倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)でして、前方後円墳の雛形であり大型前方後円墳の最初のモデルとも言われる箸墓古墳は現在宮内庁により倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)陵墓とされておりまして、発掘できません。周囲の調査が行われ、馬具が出土したり、その成立時期が変わってきたり、日本書紀や古事記の記述には危ない誤魔化しも多いんですから、事此処に至っても、邪馬台国論争の何処に重きを置いて議論するのか?難しいと思います。何せ、俺は正しい!俺だけが正しいんだ!という主張をされるアマチュアやプロには事欠かない狭い世界ですからね。原田大六氏の吼え方を見ていますと、考古学会には碌な奴は居ないなぁとしか思えませんし。

今日の走行距離は95.9キロ、オドメーターは69315キロ

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2月25日
 ふかぁ〜く静かに潜行しつつ進行中の松江長征の関係で、飯塚雛(ひいな)のまつりに出撃だ。飯塚といえば、口のひん曲がった、ローゼン閣下麻生太郎の地元である。ここいらでは、麻生太郎であろうと、馴染みのママ捨てて鈴木善行の娘と結婚した日にゃあ、川筋モンの風上にも置けん!と落選させる程に、一本筋の通った倫理観を有する有権者が多い地区だ。
 飯塚の嘉穂劇場には、無敵のお嬢も居るし、ひよこと千鳥饅頭発祥の地でもある。
 なんちや?ひよこは飯塚生まれの、福岡育ち、東京進出の日本銘菓ぞ!手作りひよこは、福岡の巨大ひよこしか無かろうもん!千鳥饅頭は佐賀市の隣久保田町の発祥で、支店が飯塚でエレキ饅頭を売り出して、千鳥饅頭を生み、チロリアン(チロリアンは九州限定らしい)を生み、大阪も東京も、別個の進化を遂げており、千鳥饅頭の千鳥屋となってしまった。今も旧国道34号線を佐賀市内から西進し橋を渡って久保田町に入ると、橋の袂の千鳥饅頭云々の看板が掲げられた古民家があったりするぞ!


 そして、まずは伝説の炭鉱王、
伊藤伝右衛門邸である。一般公開はGWからなんだが、地元にせがまれて限定公開中だ。大正天皇のお従兄妹さんにあたる白蓮さんの座敷牢はどがいなもんか?と思っていたんで、覗いて見た。結論から言えば、思った以上に荒廃は進んでいた。幸袋工作所は無くなったし、某会社も維持できなくなって揉めていたこの屋敷、飯塚市の財政を圧迫しそうな規模なんだ。凄いぜ。敷地が2300坪。建坪は310坪。麻生・安川・伊藤ゆ〜たら、当時の炭鉱王だからね。別府の御殿に、中州の御殿、宝珠山の山荘、津屋崎の移転とか。残っているだけで、この規模。そこんトコ勘案して、全盛期の姿を想像したら、そりゃあもう、空恐ろしい屋敷である。
 書斎にはおきあげが在って、テーマは伽羅先代萩であった。意味深だ。吉原通いで廃嫡された伊達の殿様(天皇の従兄弟っていう事実は無視できない)は様々に語られているが、高尾太夫を吊るし切りとか、凄いネタがネタを呼んで、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)は、嘘八百の脚色の塊なんだが、今この字をめいぼくせんだいはぎと読む人はどの位居るんだろうか?
 ちなみに、この屋敷は壁沿いに駐車場まで戻ると、その広大無辺ぶりが良く分かるぞ。タクシー乗り場の狭い路地を進んでみる事。突き当りを左折したら、駐車場の側に出るぞ。

 で、昼飯はリンガーハットであった。市内へ戻る信号の側のリンガーハット。何しろ禁煙の食堂は少ない、結構昔からあるトコだったんだが、注文しても異様に出てくるのが遅い。厨房から中華鍋を振り五徳と激突する独特の音がして来ない。新型厨房の店舗である。私の位置から冷蔵庫の表記が丸見えで冷凍麺とか、いろいろ書いてある。異様に遅い、ちゃんぽんが1杯ずつしか出て来ない。ああ、オール電化厨房か?終わったな。妻ですら味が違うと分かったのだから、リンガーハットは終焉の始まり状態なんだろうなぁ。今日の得する一言では好意的に記されていたが、私は嫌だ。炒め物は、火力の香ばしさが欲しい。


 そして、千鳥屋総本店を襲撃だ。こちらは2つ駐車場があるんでそちらに駐車させて頂いて、襲撃だ。九州であれば、チロリアンと千鳥饅頭だろうか?大阪と東京と、三つの千鳥屋があるから、同じ表記をしてもまったく違う印象を受けてしまうだろう。筑前銘菓、飯塚銘菓じゃろ?看板の表記で各人、ネット検索を併用して、千鳥屋に対する認識ベクトルを一本化して頂きたいものだ。ひよこが東京銘菓?千鳥饅頭が大阪銘菓?チロリアンば知らんと?千鳥屋ゆ〜たら、チロリアンでっしょ?チョコレート?まぁどこも原田一族だから、作って売る方はベクトル合わせしているんだろうなぁ?

 ところで、知り合いから「レクサス、ファブリックが標準でっせ!一回行ってみなはれ!」と御教示いただいたので、レクサスを攻めて見た。必要なのはファブリックシート、クルーズコントロール、雪山踏破能力である。2月3月に豊後竹田や山陰松江に赴く我々だ。燃費が良い方が良い。次のプリウス?という選択肢もあるが、プリウスは狭いし、プリウスに乗っているサイキも多いし、、、何よりバッテリーの交換料が幾らか?という恐ろしい命題にホンダが一つの回答を提示した今、急速に購買意欲は萎えている。足立に行くんじゃ、松江に行くんじゃ、となると、運良くあっこらに詳しい方が居られて、色々話をした。

 さて糸糸原は制覇した。桜井家・田部家が残っている。何処に行こうか?砂の器マニアは、桜井家を外せないだろうし、県知事として君臨した長右衛門さんを有した田部家の茶道具も外せないもんなぁ。島根は結構あって難しいのだ。足立があってティファニーがあって、松江の松平と日本三大山林王が控えていれば、レベルは上がるもん、しゃあ無いわな。

津古生掛古墳ってご存知ですか?小郡市・筑紫野市・基山町にまたがり古墳・遺跡の集積地であり、そのほとんどが破壊された事で知られる三国地区に津古生掛古墳という、皆がどう扱うか?と困っている一つの古墳がありました。前方後円墳の最初とも言われるこの古墳は、開発業者が吹っかけたんで(10億とも5億とも)色々在ったらしいんですが。円墳?前方後円墳?こいつをどう扱うかで、自分達の主張が大きく変更されかねない存在なので、困ったちゃんらしいのです。前方後円墳の箸墓古墳が絡むと、あそこって倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)陵墓とされておりますから、怖いですしね。邪馬台国が絡むとサイキは少なくないからねぇ。

今日の走行距離は122.7キロ、オドメーターは69437キロ

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